これまでは、鉄筋コンクリート造や鉄骨造が主流だった大規模建築物。環境やコスト面への配慮から木造が注目されています。
パナソニックのテクノストラクチャー工法は、木と鉄の複合梁「テクノビーム」による高い強度で、従来の木造建築物の課題を克服し、鉄骨造に引けをとらない強度と機能性を実現しました。
「木か鉄か」という選択肢では得られない、木造と鉄骨造の両方のメリットを活かした、パナソニック独自の工法です。
建物を強固に支える木と鉄のハイブリッド工法
縦方向の力にすぐれた強度を発揮する木材は「柱」として使用し、曲げやたわみに対して強度を発揮する鉄骨を「梁」に採用。構造体にかかる様々な外力に耐えうる適材適所の材料選定により、木質構造の弱点を強化した工法です。長期間の荷重で発生するズレやキシミ、たわみを抑え、建物の信頼性や快適性を高めています。
間取りも環境も異なるから、すべての建物で「構造計算」
建物の本当の強さは、柱や梁など部材の強さだけでは実現できません。地震や台風、豪雪など外部から加わる様々な力に対応できる建物全体のバランスが何よりも大切なのです。
耐火建築物規制に対応
テクノストラクチャーで、耐火建築物の建設が可能になりました※。国による建築物の木造化推進を受けて高まりつつある、木造建築の耐火構造に対するニーズに対応し、大空間や広さに対するニーズの高い高齢者施設や児童福祉施設などの特殊建築物をご提供いただけます。
※床は1時間耐火、屋根は30分耐火の国土交通大臣認可を取得。床と屋根以外の部位については告示、または一般財団法人日本木造住宅産業協会取得の耐火構造大臣認定仕様を併用します。